Oak Bar Ⅱ (赤坂)
Oakとは楢(ナラ)、落葉樹でウイスキーやワインの樽に使われる。家具にも使われる。そんな木の名前がついたショットバー。
ゆっくりと、軽く喋りながら酒を飲みたい時がある。N君を誘って、赤坂一ツ木通りのOak Bar に立ち寄った。時間が早いせいか、客は誰もいない。女性のバーテンダーが二人、木製のカウンターの中に立っているだけ。
バーは食後によく立ち寄る事が多いが、先に行く方が良いと思う。酒の味が見えるから。
パブではないが、ビールにした。Guinnessを頼んだ。濃い琥珀色。綺麗な泡立ち。
尋ねると店はおよそ8年目との事。ITバブルの頃に出来たのかと思う。40から50代の客が中心で、午後九時を廻ると増えてくると言う。隣は、ミシェランにも載っているというすし匠斎藤。席待ちの客が、このバーで過ごす事もあるらしい。
Jack Daniel'sを頼む。何故か私はこのテネシー・ウィスキーをいつも頼んでしまう。好きなのか、自分でも本当の理由はわからない。昔から飲んでいるせいだろう。
岩手と茨城から来たというその女性のバーテンダー達は、他に客もいないせいもあり、我々の話に時折耳を傾けながら、話の相手にもなってくれた。
2杯目を飲み終わり、席を立った。緩い時間が今日の落ち着きを取り戻してくれる。階段をおりて、赤坂見附駅に向かう。
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