白川郷・五箇山行
東海北陸自動車道荘川ICで降りて、地道を走り約30分、白川郷に着いた。
合掌造りの集落は、どこか心に懐かしさを想い起こさせる。体内の遺伝子が何かを感じているような。
台湾や中国の友人達もここに安らぎを覚えると言う。アジアの心の原風景がここにある。
五箇山の赤尾館に泊まった。秋篠宮御夫妻や多くの皇族、昭和47年には「街道を行く」の取材で司馬遼太郎も泊まったそうだ。
夕食。虹鱒の刺身、岩魚の塩焼き、赤かぶの酢漬け、五箇山とうふ等山の味と濁り酒を堪能した。
菅沼合掌造り集落を訪ねた。曇り、そして一時の青空が覗いた。
藁葺屋根の屋根の向こうに青々とした空、散り取られた白雲。雪山、そして緑の樹木。シャッターを切った。
離れる時には再び小雪が舞いだす。山の天気は変幻する。
五箇山には数千年前には人が棲み、800年前に平家の落人が逃れ来て、江戸時代には加賀前田家に塩硝(火薬)を製造していたと言う。軍需産業故、秘密を守る為にこのような奥深い山村で造られていたと岩瀬家当主が話す。
国道156号線、白川街道を南に下る。鳩谷ダムを過ぎると、庄川の東沿いに走る飛騨山地の波打つ稜線とその上空の藍さの絵のような美しさだ。
クルマは偶にすれ違う程度。道路を横切る山猿にも出会った。
白山の登山口、岩魚釣り、温泉のある平瀬で昼食、「とろろ焼き」。
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