運動靴
「○○○○君、大きくなったなあ。。」近所の判子屋のおやじさんが、久しぶりに会った息子を見て言った。息子は、幼児の頃、その判子屋さんの店の前にあった回転する三文判の引き出しをよくぐるぐる回していたものだ。
いつの間にこんなに大きくなったのか。近くのジャスコで息子の運動靴を買う時、自分より大きなサイズを選ぶようになった事に驚いた。
久しぶりに息子と一緒にちょっと長距離の、といっても数キロだがランニングをすることにした。いつもは嫌がるのだが、今日は新しい運動靴のせいか、付き合うと言う。さっそく走り出したのだが、こちらは少し走るともう息切れ。しかし、息子はすいすいと先を行く。昔、自転車で追いつかず、泣いて追いかけていた姿はすっかり遠くになってしまった。
といっても、まだ父親の意地もある。練習を重ねて、11月には、近くである川西一庫ダムマラソン大会に出てみようと思っている。
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