中秋節 當時明月在 曾照彩雲歸

今週は中秋節でした。残念ながら、台風Sinlaku(シンラコウ,13号)の影響で、当日満月を愛でる事はできませんでしたが、 台湾のAさんからメイルが届き、こんな宋詩を紹介してくれました。

「當時明月在  曾照彩雲歸」 晏幾道

夢後樓台高鎖  酒醒簾幕低垂 去年春恨卻來時 

落花人獨立 微雨燕雙飛 

記得小蘋初見 兩重心字羅衣  琵琶弦上說相思

當時明月在  曾照彩雲歸

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Cakebread Cellars, Napa Valley, Chardonnay 2006

Cakebread_5   Oさんに頂いた、人気のCakebread CellarsのChardonnay 2006 を開けた。

 澄んだすっきりした感じ。尖りすぎてもいないし、まろやかすぎてもいない微妙なバランスを保っていると思った。洋梨、青リンゴ感もあるが、決して前面に出ていない。

 この半年、赤ワイン、特にカベルネ・ソーヴィニョンをひたすら飲み続けていただけに、この上質な煌く透明感は、白ワインの美味しさを思い出させてくれた。

 

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香港島夜景

080830_hongkong  午後10時を廻り、 暑さも和らぎ、喧騒もようやくおさまってくる頃、九龍の香港芸術館前の埠頭に立つ。この時間になると香港島の夜景を眺める観光客達のせわしさもなくなり、ゆったりと散歩している。向う岸の香港島の高層ビル群の灯りが夜の漆黒の闇の中にゆらゆらと煌く。

 昼間は大陸やアジアから世界全域に広がるネットワークの中心都市の一つとしてエネルギッシュに活動するこのコスモポリタンシティも、今は緩やかな休息の中にある。しかし、あのビル群の陰には、今宵もよりよい明日を夢見て、あるいは野望を抱いて不眠不休で働き続けている人間達が蠢いている事を忘れてはならない。

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香港の夕暮れ

080830_hongkong  今朝、九龍から国際鉄道に乗って東莞の知人の工場まで一日掛けて往復してきた。香港に戻るとなんとも言えずほっとした気持ちになる。

 夜はまた別の香港人の友人と香港島の君悦酒店(GrandHyatt)で会う予定。天星小輪(スターフェリー)に乗って湾仔(ワンチャイ)に渡ろう。

 その時、尖沙咀(チョムサチョイ)の船着場から見た夕暮れ。沈みゆく柔らかな陽光と漂う海の香りに今日一日の疲れが癒されるように感じた。

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運動靴

 「○○○○君、大きくなったなあ。。」近所の判子屋のおやじさんが、久しぶりに会った息子を見て言った。息子は、幼児の頃、その判子屋さんの店の前にあった回転する三文判の引き出しをよくぐるぐる回していたものだ。

 いつの間にこんなに大きくなったのか。近くのジャスコで息子の運動靴を買う時、自分より大きなサイズを選ぶようになった事に驚いた。

 久しぶりに息子と一緒にちょっと長距離の、といっても数キロだがランニングをすることにした。いつもは嫌がるのだが、今日は新しい運動靴のせいか、付き合うと言う。さっそく走り出したのだが、こちらは少し走るともう息切れ。しかし、息子はすいすいと先を行く。昔、自転車で追いつかず、泣いて追いかけていた姿はすっかり遠くになってしまった。

 といっても、まだ父親の意地もある。練習を重ねて、11月には、近くである川西一庫ダムマラソン大会に出てみようと思っている。

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池田の「がんがら火祭り」

Ikedagangara   8月24日、真夏の暑さも終わりを告げようとする頃、大阪府池田市の「がんがら火祭り」を見に行った。江戸時代の1644年に池田の酒屋が起こした祭りだそうだ。五月山には大一文字の愛宕火が燈され、池田、川西、伊丹からその様子を眺める事ができる。私達は、猪名川に掛かる呉羽橋からその火を楽しんだ。

 火の粉が飛び散る二基の大松明が汗だくの男達に担がれ、五月山愛宕神社から池田の桜通りまで降りて来た。そこでゆっくりと寝かされた。

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姫路菓子博2008

 今朝の新聞を見たら「メタボ、知っている87%」との記事。これは凄い。アメリカ大統領やイギリス首相より知られているのではと思う。流石に、健康を気にしている人が多い事を感じる。そういう私も完全にメタボである。数字は言えないが、基準腹囲85cmは越えている。年末までに目標80cm以下だが。。。

 そんな今日、Mが前から行くと主張していた、姫路菓子博2008に行く。菓子博、大体そんな博覧会がある事自体知らなかったが、何でも1911年以来4年ごとに開催、今年は第25回になる100年の歴史ある由緒正しい博覧会だそうだ。菓子業界の発展と地域産業の活性化に寄与する事を目的とある。

 尼崎から途中から各駅になる快速でのんびりと行く。1時間半で姫路に到着。驚いた。姫路駅で何度か降りた事があるが、今日ほど人で駅が溢れかえっているのを見た事がない。皆、菓子博に行くのだろう。私は見ていないがワイドショー等でも盛んに宣伝され、何でも人気の展示館は3時間待ちもあるとか。メタボを皆気にしながら、菓子博にも足を運ぶとは、やはり甘いものには、人は弱いという人間の性だろうか。

 会場は人で溢れていた。一番人気のテーマ館はやはり180分待ち。見るのはすぐ諦めた。芝生が少なく、砂地が多い為、会場は埃っぽかった。結局、見たのは待ち時間が少なかった「日本縦断!お菓子めぐり館」と「兵庫のお菓子館」の2つと、ふれあいステージ。

 菓子博と言うから、デパ地下のように、あちらこちらで楊枝で菓子を食べて楽しめる処があるかとちょっと期待していたら、全く無し。菓子の展示を観るだけだった。ただ、健康にはそれの方が良かったと思うが。人と歩きでへとへとになって、今日は体重は明らかに減少したと思う。

 さて、一番良かったと思う事は、菓子の地域での多様さ、思い入れ、歴史を実感したことだ。これから頂く菓子、食する菓子、お贈りする菓子は、今まで以上に想いを馳せながら味わうことができると思う。帰りに、姫路の銘菓、伊勢屋の「玉椿」を買った。

 帰路は姫路始発の新快速。発泡酒を飲んだら、あっと言う間にうとうとしてしまった。

 

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神戸

 Mがこうべっこどっとこむで、イベントを調べて、何でも「第20回KOBEメリケンフェスタ2008」に行くぞとの大号令。こちらはどこでも良いのだが、ちょっとWEBを眺めてみると、なるほど、すき焼き試食会、焼肉試食会、神戸ワイン試飲会、悪くなさそうだ、というわけで神戸に行ってきた。皆で行くのも2年前の神戸 午後の散策(ハーバーランド..)以来。好天に恵まれ、暑いくらいの日となった。途中でジャケットも脱いだ。

 メリケンパークでは、フリーマーケットもやっていたが、大してめぼしい物はない。それよりも焼肉の試食会だ。特設会場は既に人だらけ。会場中央の大テントの下のテーブルは、家族連れ、夫婦連れ、カップル、会社の同僚との宴会組など熱気で溢れていた。試食会は時間が決まっており、開始時間の5分前には無料の肉を求めて列ができる。早速、子供を列に送り込み待っている。そして、時間になり、肉が来たが、なんてことはない、小さな紙皿の上に、申し訳け程度にちょこんと肉が載っているだけだった。結局、有料の肉を買い求め食べる。ワインも同じ。ただこちらや予想の範囲だったので、右手に赤、左手に白の試飲酒をテーブルに持ち帰る。説明文を読むと、日本に本格的にワインがもたらされたのは1968年、神戸港開港の年、そして明治維新の年とある。神戸では、裏六甲と西地区でワイン用葡萄が栽培されている

 少しお腹が満足したところでハーバーランドの方に向う。途中中央突堤ターミナルで、お兄さんが船が出ますよと呼びかけている。見ると、神戸港・神戸空港を巡る遊覧船が出る時間。多少割引きもあったので乗る事にした。45分のクルーズ。船の名前は「Fantasy」、ちょっと気恥ずかしくなる名前だが、まあ良い。船は定時になると出航した。徐々に岸壁を離れていく。

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 途中、船内アナウンスで、自衛隊の潜水艦が建造されています、とあった。成る程、小型の潜水艦が見えた。それほどの秘密ではないのだろう。

 次第に神戸の町全景が、六甲山系を背景として見えるようになる。私は、この山と海に挟まれた狭い地域だが、幕末から貿易港として発展した開放的な神戸が好きだ。

 1863年、勝海舟はここに海軍操練所を設立した。残念ながら1年で閉鎖されたが、その理由が、幕府に反対する者も入所を認めたことらしい。勝は、既に次の時代を見据えていた事が伺われる。短い期間だったが、坂本龍馬や陸奥宗光といった人財を育てた場所になった。

 Fantasyは、第一防波堤を出て瀬戸内海に出る。そこで東に方向を転じ、神戸空港とポートアイランドを結ぶ空港連絡橋に向う。神戸空港は、2006年に開港、国内97番目の空港らしい。市営空港との事だが、採算は知らない。

 クルーズを終えた後、ハーバーランドのモザイクで抹茶アイスクリームを食べ、2階の海に面した椅子から、暫くぼーっと人波と海を眺めていた。大阪方面から飛んできた飛行船が上空で旋回する。時折、子供たちの手から離れた白い風船が、風に舞って空高く飛んでいく。青い空。白い雲。

 夕暮れ、帰路についた。

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「さよなら、そしてこんにちわ」荻原浩2007

 20代後半・族上がりの葬儀屋の陽介が出会う日々の葬儀と自分の娘の誕生の出会いを描いた「さよなら、そしてこんにちわ」。中学不登校の清也の家族、リストラされた父・母・姉と一緒に、農業での生計を目ざして田舎で生活を始める「ビューティフルライフ」。昼夜のワイドショー、情報番組での健康食品ニュースに翻弄されながらスーパーで仕入れを担当する孝司と取り巻く家族・社員・パートのおばさんたちの物語「スーパーマンの憂鬱」。TV子供番組のスターに楽しみを見出し、ついには後楽園遊園地に子供と出かけ、その現実の姿を見てしまう由美子の物語「美獣部隊ナイトレンジャー」。不人気な、しかし腕には自信のある一本気の寿司辰が、無銭飲食人をTVの食番組のプロデ゙ューサーと思い込んでしまう「寿し辰のいちばん長い日」。ちょっと料理研究家として小有名になってしまった美也子がTV撮影に翻弄される「スローライフ」。妻と娘の為にクリスマスの準備をしてします住職覚念の「長福寺のメリークリスマス」。

 ちょっとした流行や時流に翻弄されながら、小さな幸せ・夢を追い求める、どこにでもいるような小さな家族のユーモラスな身近な物語7編が収められている。そこはかとなく漂う明るさが残るのが良い。

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Castillo Roquero 2003 Jumilla

2008_0420_castillo_roquero  スペインのワイン。塚しんのBon Repesでお薦めで購入した。良いワインだと思うのだが、まだ自分にはよくわからない。1杯目は、これは!と思うテーストだったが、2・3杯目はちょっと苦みがきついと思い。ところが、冷蔵庫に数日置いて飲むと、適度な苦味になって飲みやすくなる。私にはちょっと早かったかもしれない。

「赤に近い紫色。甘いストロベリーキャンディの香りが顕著に現れ、綿菓子のような懐かしい香りも感じられます。非常にエレガントな印象。滑らかでビロードのような口当たり、ほど良いタンニンで酸とのバランスも良く、重過ぎず軽すぎず、ちょうど心地良いスタイルに仕上がっています。」by BonRepes

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「信長の棺」(加藤廣、2005)

 本能寺の変。明智光秀が京都公家近衛前久に唆されて起こした。秀吉はそれを密かに知っていた。秀吉は丹波人である。本能寺は南蛮寺と地下で結ばれていた。信長は清玉上人により京都の織田家菩提寺阿弥陀寺に埋葬された。明智左馬助は知っていた。

 仮説の上に打立てられた小説で、真偽は謎だが、歴史は、常に多面的に見ないとわからない、歴史は常に時の権力者の都合の良いように編纂されて来た事、は間違いない。あとがきにあるよう、「歴史とは常に歴史家と事実との相互作用の不断の過程であり、現在と過去との尽きざる対話である(EH.カー)」というのは真実だと思う。

 今日においても歴史は、政治の道具にしばしば使われるが、決して利用される「道具」ではなく、今と未来を創る為の「行動・対話」という事を心に留める必要があると感じた。

 内容から離れるが、筆者が紗耶に語らせた「世間虚仮、唯仏是真(聖徳太子)」~虚仮なればこそ、それを実と思い、懸命に涙しながら演じた時、それが世間様に初めて感動を与える~という言葉には、大田牛一のように真面目に生きるすべての人への励ましの言にとれ、心に残る。

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花の季節

梅の季節が過ぎ、桜の季節も終わり、そして春爛漫。花があちこちに咲く。

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家の廻りを散歩すると、ここあちこに花と出会う。名前を知っていれば、と思いながら。080420_hana2_2

今この一時に精一杯咲いて、やがて受粉し、種を宿し、来年を待つ。080420_hana3

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Robert Mondavi, Carnelos 2000, Merlot

0804_robertmondavi_merlot_2  メルロ(Merlot) と言えば「シャトー・ペトリュス(Chateau Petrus )」、フランスのポムロール地区の銘酒。所有者のマダム・ルバ(Mme. Edmond Loubat)は、情熱的にこのペトリュスを世界一と信じ、1956年のボルドー地区大冷害の時にも生き残ったブドウの株に新しい株を継ぎ足し再生させた。一流のネゴシアン(ワイン扱い商)だったジャン・ピエール・ムエックス(Jean Pierre Moueix)がそれを、第二次世界大戦後、世界の王者となったアメリカの最高級レストランに「ラ・パヴィヨン」に卸す。オーナーのアンリ・ソーレが、オナシスやケネディ、ロックフェラー等のアメリカの著名人にこれぞと勧め、「シャトー・ペトリュス」は一躍上流社会の名声を得て、シンボル・ワインになったと言う。マダム・ルバが無くなった後、ムエックス氏がこれを引き継ぐ。

 この「シャトー・ペトリュス」のブドウがメルロだった。

 このRobert Mondavi Carnelos 2000の「メルロ」を口にした時、カベルネ・ソーヴィニヨンとは全く異なる、さらりとして、透明感のある、みずみずしい舌触りを感じた。カベルネ・ソーヴィニョンがベートーベンならば、このメルロはモーツァルトだ。陽の暖かさ、明るさ、若さを感じさる。心はいつのまにかカリフォルニアに飛ぶ。

 残念ながら一日で開けれない。翌日、翌々日と飲んだが、味が変質していくのが分かる。やはり、初めに開けたあの時、あの口当たりがあまりに眩しかった。

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0804_sakura_2  桜が満開です。五月山より。桜の向こうに南に流れる猪名川が見えます。

0804_tanpopo 桜爛漫のもと、石垣に咲く西洋たんぽぽ。

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大阪城梅林を歩く

 梅の香りがこんなに甘いことをはじめて知りました。

 少し曇りがちの今日、大阪城と大阪城梅林を訪ねました。5日前に知人を案内した日は、小雨降る朝で、人影も少なかったのですが、今日は、多くの梅が満開に近いことを知っているのでしょう、多くの観光客で賑わっていました。

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 めじろやうぐいすが梅の木の周りを飛びまわっています。

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 にわか写真家たちが、遠くに近くに咲き乱れる梅の花の写真を撮っていました。

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 大阪城公園には1000本以上の梅が植えられています。その梅の花の香りが公園中に漂っているのです。

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 夕暮れが近づいていました。月夜の梅林はどんな様子なのでしょうか。

 月夜には それとも見えず 梅の花 香をたづねてぞ 知るべかりける

                      凡河内躬恒 古今和歌集

 そんな歌を思い出しました。

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Presidial Thunevin Bird Label 2005

Presidial_thunevin_bird_lavel_200_2   夜、近くのプールでひと泳ぎして汗を流して家に帰ります。今晩は、昼間”塚しん”のBon repasで購入した「Presidial Thunevin Bird Label 2005」を楽しみにしていました。

 何と表現したら良いのでしょう。重すぎもせず、軽すぎもしない、本当に適度な渋みと酸味とボディを持った、飲むと明るくなるような、香り立つワインで美味しいの一言です。今も、パソコンを前にし、ワイングラスを傾けながら飲み続けています。

 私は当然に知りませんでしたが、このワインをプロデュースした Jean-Luc Thunevin氏は、BolrdeauxのCh.Valandraudのオーナーであり、業界では有名なワイン生産者・コンサルタントだそうです。そんな彼が挑戦して創ったワインだそうです。

 このワインは、大西洋に注ぐジロンド河の下流に拡がるボルドー地区リブルネ近郊サンテミリオンで生産されたワインだそうです。メルロ70%、カベルネ・ソーヴィニョン15%、カベルネ・フラン15%がブレンドされています。

 ラベルに太陽光と鶏の柄。赤文字でPRESIDIALと。この洒落たデザインに惹かれて購入しました。Boldeauxワインというと、どこか重厚さがあってとっつきにくいイメージがありましたが、このワインには、車でいうVolvoのような堅実さとフランスワインらしい華やかさがバランスよく調整されながら、一歩も引かないしっかりした味があり、大変満足しました。

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ワインショップにて

Photo_5  大阪のCave de Vinでベリンジャーのジンファンデル(Zinfandel)を買って、N君にプレゼントした。

 そこで薦められた本「ワインを愉しむ基本大図鑑」(講談社)を購入したが、写真も豊富で、内容も幅広く豊か、まだ読み始めたばかりだがなかなか良い本を手に入れた。「最上のワインは、おしなべて「痩せた」土地から生まれる」というのは思いもよらなかったが、豊かな土地では栄養を枝葉の成長に使ってしまい肝心の実の方は。。。というのは成るほどと思う。水分も、栄養分もギリギリの厳しいストレスにさらされた時に、最上のワインは生まれるという言葉に、葡萄に何か人間らしさを感じ、益々ワインが好きになりそうである。

 そこで試飲したソミュール・シャンピニー2004(カベルネ・フラン)は、濃い紅色でコクのある、深みのある美味しさだった。以前飲んだRobert Mondaviの素朴さを追求したような美味とはまた違う。是非、機会あれば買って飲みたいと思った。

 名前は忘れたが、イタリア・ヴェローナのソアべの白ワインは、香りが七変化。グラスを回すたびに果実の香りが変わるような気がした。

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あけましておめでとうございます

080101_hatsuhinode  皆様 良き新年をお迎えの事と存じます。
 今年もよろしくお願いいたします。

 Mが近くの山から撮った初日の出の写真です。こちらは晴れの元旦を迎えました。

080101_hatsumoude 親戚が集まり、御節を食べます。近くの地元の神社に初詣に行きました。既に多くの人がお参りの列を作っています。今年も良い年であること、家族や周りの人々が皆幸せであることを祈りました。

 花弁餅を食べます。新年の和菓子ですね。白味噌餡とごぼうの蜜漬が求肥で包まれています。白肌の求肥にほんのりと赤みがかっています。その紅白の色を愛でながら、美味しく味わいました。

 正月二日目の今朝、六甲山は頂までよく見えます。今日も良い天気になるでしょう。

 朝食は、Carpentersを聴きながら。

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「反転」 田中森一

Photo  「しかし、それは慢心だったというほかない。いったい俺は何をしてきたんだ。」(P387)

 この本は裏の世界を生々しく伝えたという事で有名になったが、同時に生きていく事の難しさも伝わってくる。

 「よく生きる」為には、自分の外ではなく、内部に「大切な価値とものさしを持つ」ことだと改めて思った。今年もあと3時間。迷いながらも、より良い来年が創れると信じて、今年最後の文とします。

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散髪と岡山高梁

今年も残り2日となった。正月を迎える準備、飾り付けをしたり、花を飾ったりする。散髪に出かけた。座りながら、おやじさんと話をする。もう60歳位だろうか。

「帰るんですか」

「いや帰らん」

「何処でしたっけ」

「岡山の高梁じゃ。伯備線が走っとる。綺麗なところじゃ。その辺りは誰も住んでけんから河は透明じゃ。鮎がぎょうさんおるわ。」

おやじさんは、眼前にその光景を甦らせているかのように語りながら、私の髪を切る。

「親父はよう働いとった。朝から晩まで仕事しとった。近くに銅山があってな、百姓と銅山の仕事と両方しとった。働きすぎたんやろな、早う亡くなってしもたが。」

銅山というのは、吹屋(吉岡)銅山をさす。戦国時代、尼子氏と毛利氏がこの銅山を巡って争った。江戸時代には天領幕府直轄地となり日本の6大鉱山の一つだった。明治以後は三菱金属が所有した。

「親父が亡くなってからは、集まらんな。他人が入ると気使うわ。兄弟達で酒くらっても、余計な事言えんしな。」

父親が生きていた頃、その周りに兄弟家族達が気楽に集う姿が目に浮かんだ。

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